この大会に参加しようと思った理由
これまで、フルマラソン(金沢マラソン)に3回出場し、フルマラソンはあまり練習しなくても完走(4時間半程度)できることが体感的に分かってきた。業務を進める上でも、少しゆとりが出てきたような気がする。
何か大会に参加する目標が無いと、意識的に運動しない。
何か成し遂げる挑戦、冒険をしてみたい
職場の近くを通るコースで、実際に走ることで、地域のことをより深く知ることができるはず
100㎞走った人間、という達成感と自信を得たい
躊躇する理由
参加費が高い(2万円)練習時間が取れない(研究職で仕事の残業も多い)
完走できない不安、これまでの最長ランニング距離はフルマラソンの42.195km
仮に完走できても、達成感が得られるのか?という疑問
いろいろ考え、挑戦した方が面白そうと思い、参加を決意した。
(2019年5月、大会エントリー)
大会情報
第7回白山白川郷ウルトラマラソン公式HP:http://www.r-wellness.com/hakusan-shirakawago/index.html
コース情報
関門時刻
32km 5時間
47km 7時間
60km 8時間半
66km 9時間半
85km 12時間半
100km 14時間
ツアー申込サイト
いくつかプランがあるが、金沢駅から夜行バスで現地まで移動のGプランにした
料金は4000円、途中の温泉施設(テルメ金沢)の入館料は2100円程度
ゼッケンの受け取り代行があり、前日の受け取りには行く必要がない。
大会当日に松任総合運動公園からのバスも出ていたようで、そちらにしても良かったかも。
前日11時~19時松任エントリー受付、
24時金沢駅→バス→24時半から2時テルメ金沢待機(別料金)、3時30分白川郷→5時競技スタート→松任→解散
大会申し込み
参加費2万円
練習内容
今年の練習距離、合計630kmぐらい
去年と比較すると、3倍程度になっている
長距離のランニングは以下の内容
190429(大会4か月前)友人宅までランニング、片道30km
190511(大会4か月前)ランニング通勤、片道10km、往復20km
190621~190629 朝ランニング、5.5km程度、30分のペース
190712(大会2か月前) ランニング通勤、片道20km、往復40km、片道2時間20分程度
190721(大会6週間前)ランニング通勤、片道20km、往復40km、片道2時間20分程度
足の痛みが少し残っていた
190731(大会5週間前) 実家までランニング帰省 片道50km 6時間50分程度
距離のきつさより、高温の環境が厳しかった。津幡あたりでイノシシを見かけた。津幡道の駅〜県境が一番きつかった。峠の頂上に湧水があって非常に助けられた。上蓑に入ってからは、ダッシュできた。
右足のかかと、アーチ部に痛みが続いている。2週間程度で違和感はなくなった
右ひざの動きが内向きだったので、その対応を体育の先生に確認した。少し意識して動かしてみる
190817(大会3週間前) 実家までランニング 70㎞ぐらいのコース。大会の終盤のコースを走る。
テーピングを使ってみた。効果はかなりある。アーチ部の痛みが軽減される
70km11時間程度かかった。
50km以降は足が全然動かなかった
膝にもテーピングしたほうがいいかも
190901(大会1週間前) 白山登山
別当出会ー砂防新道ー山頂
往復9時間程度のペース
歩く(登る)筋力は補強された感がある
その他、旅行先、出張先で数kmのランニング
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事前の説明会
ウルトラマラソン 1184名の参加
振興協議会、2県にまたがるイベント、NHK金沢放送局、の提案
走るリズムを崩さない
ピッチ一定で、ストライドは疲労で可変
下りはゆっくり、キロ6よりも遅いぐらいで
後半は耐える
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大会当日感想
最高気温 34度、最低気温 24度、天候 快晴
前日はあまりよく眠れなかった
夕方に寝ようとしたが、youtubeを見てダラダラしてしまった。
テルメでの休憩は、入館料無しにして仮眠室で寝させてほしい。あの時間(スタート5時間前)に風呂に入るのはどうなのか。
会場に着いてからは、パンを食べたがあまりお腹の調子が良くなかった
3時30分時点で、少し蒸し暑い感じだった。
膝に貼ったテーピングは初めての試みだったが非常に有効に機能した
これが無かったら完走できていなかったと思う
会場で受け取った大会関連の物品とメダル
走り始め
かなり朝暗かったが走り始めるとすぐに明るくなってきて、のぼり10 km は快調に進むことができた
下りは周囲のペースが早くどんどん抜かれていった
下りの途中でピンクTシャツの女性ランナーとだいたい同じペースになり話をしながら下っていった
高専の近くに差し掛かるまでは大体その人と同じペースで
45km地点までは、快調に走れていた
職場の上司が中宮ー高専間のスノーシェッドがあるような道路で応援していた
エイドでは、こちらのことを知っている人もいたが、こちらからは面識がない女性だった
瀬戸のエイドでは先生や学生から応援された
瀬女のトイレに入って用を足した、お腹の調子が良くなかった。
その後60 km 地点まではペースが上がらず、どんどん周りから置いていかれた
河内の保健センターでアイシングをして足が少し復活したように感じた
この後、疲れない走り方、ランニングフォームを工夫し始めた
その途中で、裸足で走っている笠をかぶった人がいて、その人の走り方を真似したり、少し話したりした
そこからは疲れない走り方を身につけて70 km 地点あたりまではあまり疲労をためずに走ることができた
鶴来手前あたりで、はだしの人に追いついた?か追い付かれた
鶴来当たりでピンクTシャツの女性に追いついて手取川の河川敷で追い抜いた
そのまま順調に走って行って、川北町の休憩所でトイレに入ったところ14分程度ロスした。
身体の調子が悪く、リタイアの可能性もよぎった
そこからまた走り始め、手取川の河川敷でまたピンクTシャツの女性に追いついた。
そこから自分のペースで走り続け、82km地点のルーツ交流館に残り2時間半程度を残して到着した。
そこからは足が残っておらず、また歩いてもゴールできるということで、モチベーションが上げられず、かなり長い距離を歩いていた
特に海岸線はほとんど8割ぐらい歩いていたように思う。
海が終わって街中に入ると、走行の割合が増えてきたが、足はかなり限界に来ていた
線路を超える辺りの残り4 km 地点ぐらいから気持ちが上がってきて、ペースを上げることができた。
その中で残り4 km はもう必死に走っていた
海岸線は距離が長すぎて時間の感覚があまりなかったが、ひたすら足を前に出すということに意識を集中していた。
ゴール直前のあんころはとても美味しかった
運動公園に入ってからの最後の直線は駆け抜けることができた
13時間3時5分でゴールした、
少し待ったら、5分か10分後ぐらいにピンクTシャツの女性もゴールした。
途中日差しが肌を刺すように痛みがあり、パンツの擦れで左の股下が痛くなり、80キロぐらいで靴が濡れ足の裏の皮が少し剥けて水ぶくれになったが、概ね健康的に走ることができた
大会当日は暑くなりそうなので、500mlのペットボトルを背中に背負っていったが、開封することなくゴールできた。エイドの頻度が多くすべての場所でかけ水が利用でき、またお盆期間よりは涼しく感じられたため、ペットボトルの水を使わなくて済んだ。
距離的にはフルマラソン2.5回分ぐらいだが、感覚的には1.7回分ぐらいの疲労感だった。
練習に時間がかかりすぎるため、ウルトラマラソンの挑戦は仕事やほかの私生活との兼ね合いが重要。
来年はウルトラは出ないかも。少し短めのトレイルランとかに出たい。
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